ハートに灯をともすウォーキング~立ち姿勢の在り方~

歩く前にそして歩きながら、立っている姿勢そのものに意識を向けてみましょう!

①身体の中心線を引き延ばす。

重力に対して上に伸びようとする活動です。活火山を思い浮かべて、中心の奥底からマグマが吹き上げ、てっぺんからドッカ~ンとこぼれ落ちます。腹の底あるいは骨盤底の中心から、背骨を辿って首筋から頭のてっぺんに抜けるラインをイメージします。この身体内部のラインを、マグマが上がってくるかのように引き上げます。この身体の中心線を引き延ばす活動が、コアマッスルの働きです。そして、身体の外側は逆に緩める、頭から肩へ背中へ腰へとマグマが流れ落ちるに任せるようにです。

②足裏の根っこについて。

足裏からは根っこが生えていて、大地の上で身体は安定しています。ヒトは大変便利な見えない根っこを持っていて、一歩踏み出すたびに根を降ろし、振り出すときに根がするりと抜けるのです。根っこをブチっと切らないように、脚を綺麗に振ることが大切になります。

③頭上につながる天上からの糸。

頭のてっぺんから糸が天上につながっているとイメージします。宇宙の中心から常に吊り下げられているようなものです。頭は軽く、両腕もぶらりと下がっており重さを感じることができます。マリオネット人形のようにタップも軽く踏める感じです。

*頭に糸で足には根っこ、また身体の中心線を引き延ばすわけです。

 

立ち姿勢の在り方は、宇宙の中心と地球の中心それぞれとつながること、そんな感じと言えます。