鍼の威力

3回目、翌日は温泉へ行った。しみじみと疲れが浮き上がってきたようだ。

春先、時期的にもちょうどよい。溜めてきた物事を溶かし出して手放す。

生まれてから今まで、落ちたとか打ったとか、怪我しなかったか聞かれ、思い出した。とても小さいとき、土間のようなところで、仰向けでワンワン泣いていたな~。体は柔らかいし怪我もなくそのまま大きくなった。落ちたときの衝撃は、背中のあらゆる組織に細胞にそりゃあ残るに違いない。うっかりしていた。

痛みの原因というものは、突き詰めていくと、なんだかわからなくてよい。そういうこともあるだろうな位でよい。痛いと良いこともある。痛くないように動くにはどうすればよいだろうと、工夫を凝らす。のんびりしようかな~と思うことができる。いつも元気溌剌でなくてもよい。生きていて感謝。