砂浴お世話係

砂浴を迂闊にお世話すると命取りと言われている。砂浴後の付近には草木が育たない程の毒素が排出され、身体が埋まっていた辺りの砂には小バエが群がっている。

お世話の始めと終わりには禊と称して、海に飛び込んでいる。命がけだ。それでも相手を治そうとは、これっぽっちも考えてはいない。その人自身の回復力がよく働き出すのだ。その人が自分で良くなり治るのを、手助けする。

そういったスタンスが好きで世話係をやっている。元来がセラピストなので、他人を治そうとか、相手から治してもらおうと来られるとい、どうも上手く事が運ばない経験をしている。昔はよく失敗した。そして、その人自身が治ろうという意識がある場合は、事情が違ってくる、と気づいた。

セラピストは回復へのきっかけ作りや触媒になればよい。お世話役でよい。